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PostgreSQL9.4の新機能



日本PostgreSQLユーザ会 高塚 遥


PostgreSQL 9.4 は 2014年12月にリリースされました。本記事では、PostgreSQL9.4 の新機能の概要と外部参考資料の紹介をいたします。

9.4 新機能の概要

9.4では多数の性能改善、機能拡張が行われています。主要な点を以下に挙げます。すべての変更点は9.4のリリースノートに記載されています。

基盤機能として以下のような機能追加が行われています。

  • カスタマイズ可能な形式で論理レベルでのテーブル更新内容を出力する、WALデータのロジカルデコーディングがサポートされました。行レベルレプリケータ等を実装するための基盤として利用できます。
  • バックグラウンドワーカプロセスを動的に登録、開始、終了できるようになりました。単一セッション内での並列処理を実装するための基盤となります。

    また、運用性を向上させる機能追加が行われています。

  • ALTER SYSTEMコマンドが追加され、SQLコマンドで postgresql.conf設定ファイルの項目を変更できるようになりました。
  • ALTER TABLEのいくつかのオプションについて取得するロックレベルが引き下げられました。
  • マテリアライズドビューを同時実行の参照と競合することなくリフレッシュできるようになりました。

さらにアプリケーション開発むけに以下の機能追加が行われています。

  • JSONを格納するために従来からのjson型に加え、jsonb型が追加されました。JSONとして構文解析済みのバイナリデータが格納され、格納要素に対するインデックスを作ることができます。

PostgreSQL 9.4 新機能の総合的な参考資料としては、以下がございます。


(2016年7月17日公開)

 

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