contrib モジュール (追加で提供されるモジュール) を紹介します。
- dblink
- 他の PostgreSQL データベースを SQL から直接操作できるモジュールである "dblink" の使い方を紹介します。dblink を使うと、分散環境で複数のデータベースをまたがる処理を行ったり、同じサーバ内の別のデータベースを操作することができます。
- pgbenchの使いこなし
- pgbenchはPostgreSQLに同梱されているシンプルなベンチマークツールです。 pgbenchを利用することにより、自分の使っているPostgreSQLの性能を数値で把握することができるようになり、チューニングの結果を確認したり、ハードウェアをアップグレードしたときの効果を客観的に見ることが可能です。
- pgcrypto
- contribモジュールのpgcryptoを使うとデータベース内のデータを暗号化できます。特定のカラムごとに暗号化でき、ディスクの盗難だけでなく、データベースにログインされてしまった場合にも機密データを守ることができます。
- pg_upgrade
- PostgreSQLのアップグレードを容易に実施可能とするサポートツール「pg_upgrade」がPostgreSQL9.0のcontribモジュールとして開発されました。どのようにアップグレードをサポートしてくれるのかを紹介します。
- file_fdw
- file_fdwは、PostgreSQL 9.1のSQL/MED機能を利用し、外部のタブ区切りまたはCSVファイルを直接テーブルの形で参照するためのモジュールです。COPYコマンドに似ていますが、データの複製を避けたり、加工しながら取り込む場合に便利です。
- passwordcheck
- passwordcheckは、PostgreSQLのユーザやロールに指定するパスワードに対して検査を行い、弱い(推測されやすい)文字列を弾く仕組みを提供するcontribモジュールです。本記事では、passwordcheckモジュールの概要と使い方、およびその拡張について解説します。